2011年8月5日金曜日

Oracle9i初期設定ファイルについて(いまさら)

ハード障害でOracle9iの設定をしました。いまさらですが・・・


初期設定ファイルについて

初期設定ファイルは二つもある。
優先順位や編集方法を記載します。

Oracle8までは、初期設定ファイル(init*.ora)を変更して再起動の手順でOK

初期設定ファイル=pfile pfileは、テキストで編集可能。

Oracle9iからは、「サーバーパラメータファイル」が追加されました。=spfile

spfileは、バイナリでテキストで編集不可です。
全部、sql*plusからの命令で編集

例:
SQL >alter system set sga_max_size = 300M scope = spfile;

<パラメータいろいろ>

db_block_size
db_cache_size
db_name
background_dump_dest
control_files
fixed_date
instance_name
java_pool_size
large_pool_size
service_names
sga_target
sga_max_size
shared_pool_size

pfileとspfileという二つの初期設定ファイルが存在します。

<優先順位>

指定したpfile:startup pfile='[ファイル]'→spfileSID.ora→spfile.ora→initSID.ora→init.ora

<spfileとpfileの格納場所>

SQL > select value from v$system_parameter where name ='spfile'

→表示されない場合pfileが有効。

ちなみにpfile格納場所
%ORACLE_HOME%\DATABASE\INIT%ORACLE_SID%.ORA


<spfileとpfileの切り替え>

pfile → spfile
SQL> create spfile='ファイル名' from pfile='ファイル名'


spfile → pfile
SQL> create pfile='ファイル名' from spfile

※フルパス記載

初期設定ファイルを変更してサーバーを再起動しないと設定変更が反映されないものと
再起動しなくても設定変更が反映するものがあります。

SQL> create pfile='ファイル名' from spfile
pfileで、その中身を確認。設定変更が反映されているかがわかります。

以上

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