2011年8月25日木曜日

Oracle11gメモリ簡易チューニングメモ

前置き:メモですので、間違いがあるかもしれません。


<初期値について>

MEMORY_TARGET = 0
10gのメモリ管理仕様になる。

MEMORY_TARGET > 0 AND SGA_TARGET > 0 AND PAG_AGGREGATE_TARGET > 0
SGA_TARGET + PAG_AGGREGATE_TARGET <= MEMORY_TARGET <= MEMORY_MAX_TARGET

MEMORY_TARGET > 0 AND SGA_TARGET > 0 AND PAG_AGGREGATE_TARGET = 0
PAG_AGGREGATE_TARGET = MEMORY_TARGET - SGA_TARGET

MEMORY_TARGET > 0 AND SGA_TARGET = 0 AND PAG_AGGREGATE_TARGET > 0
SGA_TARGET = min(MEMORY_TARGET - PAG_AGGREGATE_TARGET , SGA_MAX_SIZE)

MEMORY_TARGET > 0 AND SGA_TARGET = 0 AND PAG_AGGREGATE_TARGET = 0
SGA_TARGET = MEMORY_TARGET*60%
PAG_AGGREGATE_TARGET = MEMORY_TARGET*40%

以上のMEMORY_TARGET > 0 の場合は必要に応じてSGAおよびPGAを削減または増大する。

10g補足

SGA_TARGETを使用することによって、データベースで割り当てられる共有メモリー領域のサイズを正確に制御する。
起動時にSGA_TARGETをSGA_MAX_SIZEより大きい値に設定すると、そのSGA_TARGETに対応してSGA_MAX_SIZEが増加する。

PGA_AGGREGATE_TARGETを使用すると、すべての専用セッションの作業領域のサイズ設定が自動的に行われ、これらのセッションについてはすべての*_AREA_SIZEパラメータが無視される。ある時点での、インスタンスのアクティブな作業領域で使用可能なPGAメモリーの合計は、パラメータPGA_AGGREGATE_TARGETから自動的に導出される。

この量は、PGA_AGGREGATE_TARGETの値から、システムの他の構成要素により割り当てられたPGAメモリー(たとえば、セッションにより割り当てられたPGAメモリー)を差し引いた値に設定される。
結果として、PGAメモリーは、特定のメモリー要件に基づいて個々のアクティブな作業領域に割り当てられる。

初期化パラメータWORKAREA_SIZE_POLICYは、セッション・レベルおよびシステム・レベルのパラメータで、
設定できる値はMANUALまたはAUTOの2つのみです。デフォルトはAUTOです。
データベース管理者は、PGA_AGGREGATE_TARGETを設定して、次にメモリー管理モードを自動から手動に切り替えます。

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